会計を学ぶうえでまず頭に入れるべきことは、①定義をきちんと知ること、②一般的な基準値を知ること、③業種別の基準を覚えること。
◉知識を「本当に使える知識」にすることが大事
⇒空き時間に情報収集していく
経営者は次の2つのことを考えなければなりません。1つめは、良い商品やサービスを提供することで、お客さまに喜んでもらい、社会に貢献できているかということ。2つめは、会社で働く社員を幸せにしているかということ。
◉経営陣に参画させていただく上での意識として持っておきたい
⇒良いものを提供してお客様に喜んでいただいているか(もし、そうなっていないのであればなぜか)
社員は幸せか(もし、そうなっていないのであればなぜか)
経営指標や会計に関する知識はあくまでも道具であると言っているだけで、それが必要ないわけではありません。
みなさんの地位が上げれば上がるほど、本書で解説してきた経営指標の重要性が分かるでしょう。そのとき、あなたがどんなに「社会(お客さま)や社員(部下)を幸せにする経営や仕事をしよう」と強く思っていても、こうした指標=目標がなければ、その経営が正しいのかどうかは分かりません。他者との比較もできません。
◉指標を道具として、先人の知恵として活用しない手はない
⇒情報という武器をフル活用して戦っていく