投機というのは、「ゼロサムゲーム」と言われるように、基本的に誰かがほかの者の犠牲の上に利益を得ることである。だから、もし投機的な利益を得たとしても、それは世の中に対して新たに価値を創り出したことにはならない。本当の経済的価値、すなわち人間や社会にとってプラスになるような価値は、投機的活動によって増加するわけではないのである。
企業の使命は、自由で創意に富んだ活動によって新たな価値を生み出し、人類社会の進歩発展に貢献することである。このような活動の成果として得られる利益を私は「額に汗して得る利益」と呼び、企業が追求するべき真の利益と考えている。
◉価値創造
⇒惣助としてしっかりと付加価値を生み出せているかふりかえってみる
過去の反省から目標を修正し、未来を変えていくこと
売上を増やそうとすると通常それに比例して経費も増えてしまいがちだが、私はそうではなく売上はあらゆる知恵と工夫を使って増やす一方、経費はつねに徹底して切り詰めるようにすることが経営の原則であると考えてきた。
◉徹底して切り詰める
⇒常にチェック&定期的なサブスク等の見直し
経営というのは、人間の集まりをどうするかということです。ですから経営は人の心の動きを抜きにして語れませんし、また人の心を無視して経営はできません。
目標設定の問題はまさに人の心をどうするかの問題です。
◉人の心に常に目を向けること
そのための対話を
⇒経営参画の客先では一人ひとりの心を大切に向き合っていきたい