【BR vol.173】色褪せない原理原則『企業の社会的責任とは何か？』

こんにちはウシキです

桜が満開で、どこに行くにも気持ちが良い今日この頃です

企業の社会的責任とは何か？

新年度が見えてきて、顧問先さまで気持ち新たに様々な取り組みが行われております

いつの時代においても押さえておくべき基本がありますが

経営の神様、松下幸之助翁の隠れた名著『企業の社会的責任とは何か？』を読んだのでメモしておきます

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松下翁の過去の記事はこちら

以下、気になった点のメモです

　　企業の社会的責任については、いろいろなものが考えられますが、その根本となるのは、やはり、その事業というか本業を通じて社会に貢献していくということだと思います。もちろん、そのほかにもいろいろな社会的責任が考えられますが、それらはすべてこの基本の責任から派生してくるものだといってもいいでしょう。
企業の使命とは

◉なんのために

⇒この業界に携わる一人ひとりの人生をより良くしたい

【BR vol.158】だれでも主役『ビジョナリー・カンパニー　時代を超える生存の原則』

いろいろ創意工夫を働かせて、社会に役立つような良品を次つぎに開発しているかどうか、あらゆる面に徹底的な合理化をはかり、適正な価格にしているかどうか、あるいはつねに過不足のない十分な物資の供給をしているかどうか、そういったことによって企業のいわば良否というものが基本的に判断されなくてはならないと思うのです。
企業の使命とは

◉社会の役に立てているか

⇒開発→工夫はある。もっとさまざまなものを結びつけたイノベーションが必要

価格→繰り返しとクリエイティブで顧客満足な価格を常に見極める

供給→人員の増強による展開も視野に

　今日では、どこの企業でも人材の育成に力を入れるようになってきました。そしてそれにつれて企業内訓練といったこともさかんになり、その方法も科学的にいろいろ研究されて高まってきたことはまことにけっこうだと思います。ただ、教育や訓練のやり方ということも非常に大事だとは思いますが、人材育成の基本は、もう少し別のところにあると思います。
　それは何かというと、その企業が正しい経営理念を持っているかどうかということです。いいかえれば、企業の真の使命は何かということを正しく自覚し、それをつねに社員の人に訴えているかどうかということです。そのことが人を育てる上で何よりも大切だと思うのです。そういうものなしに、いかにいろいろな方法を講じて社員教育をしても、技術は向上させることができても、真の人は育つものではないと思います。
社会人の育成

◉経営理念と教育理念

⇒「大事にするところ」として明記