最初に、なぜ会社が存在しているかについて話したい。言い換えれば、なぜわれわれがここにいるのかだ。会社は要するにカネ儲けのためにあると、誤解している人が多いと思う。カネ儲けというのは、会社が存在していることの結果としては重要であるが、われわれはもっと深く考えて、われわれが存在している真の理由を見つけ出さなければならない。この点を追求していくと、人々が集まり、われわれが会社と呼ぶ組織として存在しているのは、人々が集まれば、個人ではできないことができるようになるからだ、つまり、社会に貢献できるようになるからだという結論に必ず行き着く。社会への貢献とは使い古された言葉だが、すべての基本である。
◉大河ドラマにて渋沢栄一翁も「お金がある人はお金を、仕事ができる人は仕事を」という力を集めていた場面が印象的でした
⇒何をもって社会に貢献するか
しっかりと考えていきたいテーマではありますが
自分たちの力で業界をよりよい方向に変えていきたいことは
間違いなくその一つではあるなと思いました
組織を築き、経営している読者に向けた本書の主張のなかで、何よりも重要な点をひとつあげるなら、それは、基本理念を維持し、進歩を促す具体的な仕組みを整えることの大切さだ。これが時計をつくる考え方の真髄である。
◉これに関連して、教育の目的は会社の基本理念の浸透、そこへの到達であると改めて感じました
また、常に進歩・向上を促すということは稲盛さんが説かれるようにヘリコプターのような
常に誰にも負けない努力をすることの大切さを改めて実感しました
⇒開発中のシステムでそのような点でうまく会社の目標や進歩を促すトリガーになってほしいです
そうなっていただけるよう、マーケティングや更なる開発に努めます
余談ながら、自分の組織にBHAG(Big Hairy Audacious Goals、社運を賭けた大胆な目標)があるのであれば、目標を達成する前に、次のBHAGを考えておくべきではないだろうか。また、自分の会社、自分の国などが無気力状態になっているのであれば、以前には暗黙のうちにではあれ、BHAGがあったが、それが達成できたあと、新しいBHAGを設定していないのではないかと考えてみるべきだろう
◉今の日本の姿が思い浮かびました
今こそ改めて我々の世代がしっかりとBHAGを掲げて
挑戦する姿勢が大切なのかもしれません
⇒目標と反省の精度、濃さをあげよう
そのための仕組みは思いつきました