私はこう思うのだ。富を積むというような際限のないこと、そして無価値なことに一生を費やすより、実業家として立つならば、自分の学問·知識を活用し、生きがいのある働きをして一生を過ごせば、そのほうがはるかに価値ある生涯を送ることができる。
◉先義後利 富は結果
⇒活用しつつもまだまだ足りなかったり、
未熟であることを痛感
更なる学びを
更なる深化を
事業というものは、このように複雑かつ面倒なものである。だから事業を企てるには完全な設計と細心な配慮で、欠点が一つあってもいけない。私が考えている起業に関するもっとも重要な注意事項を四点拳げておこう。
この四点が十分満たされていれば、見込みがあるとみて差し支えない。
(一)その事業は、果たして成り立つものかどうかを探究すること
(二)個人の利益になると共に、国家社会の利益にもなる事業かどうかを知ること
(三)その事業が「時機」に適合しているかどうかを判断すること
(四)事業が成立したとき、その経営者に適当な人物がいるかどうかを考えること
◉コンサル、教育ではまだまだ
明らかに準備段階
⇒次のための一歩や仲間を
結果ばかりに重きをおくと、みなは目的を達するためには手段を選ばなくなってしまう。やはり真の成功とは、「道理に欠けず、正義に外れず、国家社会を利益すると共に自己も富貴に至る」というものでなくてはならない。
◉win-win 正しい道をいく
⇒正しい行いと正しい学びを
これからも心がけていこう