【BR vol.123】玄人『チンギス紀　三　虹暈』

こんにちはウシキです

緊急事態宣言の延長も決まり、

どこかモヤモヤ感のある世の中ですが

心の中だけはスッキリと気持ちよくいきたいものです

チンギス紀　三　虹暈

さて、本日ご紹介するのは北方謙三さんの『チンギス紀　三　虹暈 (集英社文芸単行本)』です

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前作の紹介

男たちの熱い戦いは読んでいてスカッとさせられます

気になった点をご紹介します

俺が教えたのは、男としての矜持だけだ。人を裏切らない。卑怯なことはしない。それだけは、躰にも心にも叩きこんだ

◉人間として正しいこと

⇒真正面からぶつかってこれたと思う　逃げずにこれからも正々堂々といきたい

不安は一つずつちゃんと消していこう

鉄が欲しいと思った。鉄があれば、軍も充実する。つまり、鉄は力なのだ。大同府の蕭源基のもとで、『史記本紀』を読み続けながら、そう思った。
　鉄とともに必要なのは、国というものをどう考えるか、という頂点に立つ者の心だった。

◉時代に合わせた在り方　鉄はなくならない　目標と評価指標

⇒自分がどうしたいか、まずはそこからしっかりと見つめていこう

「殿の視界は、われらよりずっと拡がっているのではないでしょうか」
「なぜ、そう思う？」
「周囲のことに、あまり強く関心を示されないからです」
　テムジンは、笑い声をあげた。
「おまえが言いたかったのは、それか。もっと、周囲に関心を示せと」
「周囲のことは、われらがやりますよ、殿。殿は、靄のかかったような視界を晴らし、なにが見えるのか、われらに語ってくださればいいのです」

◉未来を語る　孫さんは10年後を明確に語っていた　情報収集と抽象化、具体化

⇒もう少し未来の情報を集めても良いかもしれない