一倉定

こんにちはウシキです 経営の指標としてコストを把握することは重要かと思います 原価計算をしっかりとされている会社さまはもちろん多いのですが、 会社が儲かっているかどうか自信を持ってその原価計算から言えますでしょうか？ あなたの会社は原価計算で損をする そんな原価計算における誤った考え方を明確に指摘しております 一倉定さんの第一作『あなたの会社は原価計算で損をする 復刻版』をご紹介します 下記画像クリックでAmazonにとびます https://ustyleblog.com/6167-2/ あわせて読みたい『マネジメントへの挑戦 復刻版』 簡単な例題を多用し、考えながら読み進めることができます 次ページから気になった点をご紹介します 元来価格というものは原価とは無関係のものだ。価格はその商品のもっている機能と需給関係から決まるものであって、原価から導き出されるものではない。たとえば、この品物は苦心の作で、原価はこれだけかかっているからこれこれの値で買ってくれ、といってみても、機能が悪ければだれも相手にしてはくれないだろう。本田技研の社長が、「お客は一生懸命賃は出してくれない」といっているのは、実に至言であると思うのである。 ◉無関係な価格と原価を結びつけようとすることに大きな矛盾が生じている ⇒価格と大きく関係する「付加価値」を基準にするべき https://sou-suke.com/book/3525/ あわせて読みたい コスト・ダウンということも、現事業の費用について適用するのが本当であって、現事業費も未来事業費もいっしょくたにして、“安上がり”にするというのは間違っているのである。 真の意味のコスト・ダウンは、現事業費にのみ適用するのが本当であり、コスト・ダウンの目的は、いかにして多くの未来事業費を生み出すかにあるのである。未来事業費こそ、会社を存続させ、発展させる原動力であるからだ。 もちろん、未来事業費は多いだけが能ではなく、効果的な使用、畠山氏のいうボルテージの高さが必要なのはいわずと知れたことであり、そして、その最も大切な使途として、“人材養成費”があげられる。これはもはや“経費”ではなく”'投資”であって、しかも、最も有利な投資といえよう。ここにも一つの考え方の革命がある。 ◉安くするものが目的ではなく、そのお金で未来をつくることが目的 ⇒お客さまに対しても強く訴えていくと同時にお金の使い方を今一度見直していきたい https://sou-suke.com/book/5210/ あわせて読みたい 生産性を高めること、すなわちより多くの生産価値(限界利益)を生み出すことこそ経営者の使命であり、企業がその存在を許されるのも、生産価値を生み出すからなのである。決して利潤を生み出すからではない。そこにあるものは、原価を安くして利益をふやそうというような古い概念ではなく、生産性を増大させることによって会社を発展させ、社会に貢献するという積極的な前向きの考え方なのである。 ◉価値観の違い 考え方を変えていく ⇒玉（コンテンツ）とピストル（表現方法）のいずれも重要 様々なアドバイスを実践していく https://sou-suke.com/book/3897/ あわせて読みたい 経営への警笛 まえがきより 「原価はいくらか」ということは、経営者にとっては切実な問題である。それだからこそ、貴重な費用と労力を使って、原価を計算させるのであるが、果して経営者はその結果に満足しているであろうか。 経営者は、経理マンから提出された原価計算を見たときに、その難解な理論と独善的な手法にまず反発を感じ、次にはそこに示された数字に、何かわからぬが、現実との遊離を喫ぎとるのである。 しかし、専門家の理路整然とした説明を受けると、なんらの理論的反論も実際的反証もあげ得られずに、納得のいかないままに承認しなければならないという奇妙な立場に追い込まれるのである。であるから、いったん事あるときには、原価計算の結果を無視して、勘と度胸によって決定を下すことが多いのである。無視するような原価計算なら、やらないほうがいいということになりそうなものであるが、やらなければ不安でもあり、ここに経営者の困惑がある。”半信半疑"こそ、従来の原価計算の受ける待遇である。 とありますが、痛いところをついていると思います 我々もしっかりと学び、システムをつくり込み 多くの企業さまのお役にたっていきたいとおもっております なかなか読み応えのある一冊ですが 勉強になりますので是非読んでみてください 下記画像クリックでAmazonにとびます 最近読んでよかった本 1位『経営者になるためのノート』 https://sou-suke.com/book/4900/ 2位『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則』 https://sou-suke.com/book/3779/ 3位『稲盛和夫の実学 (日本経済新聞出版)』 https://sou-suke.com/book/5210/ 4位『誰にも負けない努力 仕事を伸ばすリーダーシップ』 https://sou-suke.com/book/5007/ 5位『ディズニー、NASAが認めた 遊ぶ鉄工所』 https://sou-suke.com/book/3338/ 6位『プロがやっている これだけ！会計＆会社分析 (日本経済新聞出版)』 https://sou-suke.com/book/4934/ 7位『あなたの会社は原価計算で損をする 復刻版』 https://sou-suke.com/book/5455/ 8位『ゴールドラット博士のコストに縛られるな！』 https://sou-suke.com/book/3897/ 9位『法則』 https://sou-suke.com/book/5449/ 10位『プレゼンテーション Zen 第3版』 https://sou-suke.com/book/3170/ 上の子が幼稚園で発表会の練習が楽しいみたいですんなりと登園してくれます好きなこと・得意なことをやれることは大事ですね 日々是新

【BR vol.171】経営への警笛『あなたの会社は原価計算で損をする』

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